保育士しんどい…パートに切り替えてWワークもあり!独身保育士の経験談

転職

保育士の仕事は好きだけど…負担が大きい。他の仕事にも挑戦してみたいけど急に転職するのは不安…と感じているあなたへ。

正社員ではなく、パートに切り替えてWワークをするという働き方もありますよ!

私は以前、保育士の短時間パートと、接客業の契約社員のWワークを経験しました。

その際に感じたメリットやデメリットなどを今回は正直にお伝えしていこうと思います。

働き方はたくさんあります。あなたの生活や特性に合った働き方を見つけるヒントになれば嬉しいです。

なぜ保育士パートでWワークを選んだのか

最初に私がなぜwワークを選んだのかについて簡単にお伝えします。

興味のない方はスキップしてくださいね!

①保育の仕事から離れて接客の契約社員だけで働いていたが、ストレスが重なり今後の仕事について迷い始める。

②お世話になっている先生から「人手不足で困ってるのでこども園で働かないか」というお誘いをいただく。

③保育から離れて2年近く経っており、保育に転職してやっていけるか不安だったので、平日は短時間の保育パート、土日祝は接客業という働き方を選ぶ。

ゆいりお
ゆいりお

選んだというより、悩んでどっちもって感じです。

でもやってみないとわからない!

Wワーク(保育士×接客業)のメリット

Wワークを始めて感じたメリットからお伝えしていきます!

人手が欲しい時間の条件がフィット

平日の昼間が1番忙しくて人手がほしい保育
土日祝の昼間が1番忙しくて人手がほしい接客業

職場のニーズに応えながら、曜日で分けて働くことができました。

○時から○時まで保育で、そのあと接客…という働き方も考えましたが、1日の体力的にもきつそうで、なかなか条件も合わなかったので曜日ごとの働き方にしました。

時間調整がややこしいという方は、曜日で働くのがおすすめです。

接客業についての記事はこちら▼

居場所が2つあるという安心感&ストレス軽減

一つの職場でミスしたりイヤなことがあったりして落ち込んでいても、私にはもう一つ仕事(居場所)があるというだけで少し安心感があります。

特に接客の仕事は急になくなる…ということもありますしね。
(実際コロナウイルスの流行が始まった頃だったので、急にお店自体が休みになることがありました)

1つの仕事で頑張りすぎて苦しくなりがちなタイプだったので、ほどよく責任感から解放されて気楽に働けるようになったのも大きいです。

経験が倍になる

両方の仕事のことを考えなくてはいけないので大変な部分もありましたが、1つの仕事を続けているだけでは得られなかった経験がたくさんありました。

単純に好きな仕事を両方できるというのはわくわくしますね。

そして、人とはちょっと違う働き方を経験したことが自信につながっています。

今こうしてあなたに経験を伝えられことにも、意味があるのかなと感じます😌

双方の仕事で経験やアイデアを活かし合える

1つの仕事を続けていると、どうしても視野が狭くなりがちです。

接客業で思いついたアイデアを保育に活かしたり、保育の仕事の経験を接客のスキルに活かしたり…
仕事同士で経験やアイデアをリアルタイムに活かし合えるのは大きかったです。

仕事での何気ない気づきや普段の業務にだって、意味があります。

たとえば…

接客の仕事でやっている声かけ⇒子どもとのごっこ遊びに取り入れてみよう

保育園で保護者の方から聞いた困りごと⇒接客での気配りに加えよう

保育園で咳をしている子が増えてきた⇒接客のお店の空調や環境も気をつけよう

そんな感じで、子どもたちやお客さんを喜ばせるアイデアをつねに考えるようになりました。

Wワーク(保育士×接客業)のデメリット

Wワークには体力面以外にも大変なところがあります。

確定申告が必要

正社員で働いていた頃は必要のなかった確定申告ですが、Wワークをすることで必要になります。

最初は戸惑いましたが、最近はホームページで質問に答える感じで入力していくだけで書類を完成させることができます。

機械音痴&確定申告への知識0だった私でも、書類を完成させて提出することができたので心配いりません!

そういった経験も良い学びになりました。

金銭面の負担

働く時間数の調整にもよりますが、給料が少なくなる可能性もあります。

私の場合、短時間保育パート×週1,2出勤の契約社員だったので、保険は社会保険から国民保険に切り替え。結果、保険料も上がりました。

当時は金銭面より働きやすさを重視していたので、あまり気にならなかった(1つの仕事を続けてストレスで全く働けなくなるほうが怖かった…。)です。

もちろん自分に合った働き方で金銭面も安定しているのが理想ですが、働き方を決めるうえでどこに重点を置くかはしっかり決めておいたほうが良いと思います。

勤務時間やシフト調整が大変

2つの職場を掛け持ちしていると、シフトのすり合わせが必要になります。

曜日で分けて働いていた私も、土曜に保育の行事が入ってしまったり、接客のほうで出勤人数が足りず出てほしいと言われたりで、気づけば6連勤?7連勤?になんてことも…。

たくさん働きたいという方もいると思いますが、勤務日数や時間には気をつけるところがあります。

第 32 条 使用者は、労働者に、休憩時間を除き1週間について 40 時間を超えて、労働させてはならない。

2 使用者は、1週間の各日については、労働者に、休憩時間を除き1日について8時間を超えて、労働させてはならない。

厚生労働省:労働基準法条文2014613171824.pdf (mhlw.go.jp)

『週40時間』『1日8時間』は1つの職場での基準だと思われがちですが、Wワークの場合2つの職場の労働時間を合わせた基準になります。労働時間の基準を超えてしまった場合、雇用している会社側の違反となりどちらかの職場(主な職場)に残業代を支払ってもらう必要が出てくるのです。
(実際に払ってもらえることは少なそうですが…)

他にも…

・扶養内勤務だと、年間の給料支給額の調整が必要

・社会保険加入になる勤務時間のライン

などなど…正社員1本で働き続けていたらあまり考えずにきたようなことを考えることが増えました。

世間体が気になる?

独身でパートとなると、とくに年代が上の方たちからは「なんで?」という声をかけられるということもなくはないです…。

私自身は、ただ見通しを立てずにWワークを続けていたわけではなく、今後の働き方を決定する時期を決めてそこまでは見定め期間として働いていました。

きちんと見通しや目標はもっていたので、何を言われようと不安はなかったんですね。

最近は、色々な働き方が認められるようになってきていますし、自分の人生の選択に自分が納得していれば、まわりと比べる必要なんてありませんよ!!

おわりに

今回は独身保育士パートのWワーク経験で感じたことをお伝えしてきました。

Wワークを経験したことで成長したり視野が広がったりしたこともあって、私自身は経験して良かったと心から思っています。

だからといって、「メリットが多いのでおすすめします!!」とは言いきれないのも正直なところ…。

それでも仕事について悩んでいるあなたに、こんな働き方もありだよ?という提案ができればと思い、お伝えしてきました。

あなたにぴったりの働き方や職場が見つかりますように…🍀

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