保育の仕事から離れていたけどまた保育へチャレンジしたい。
でも体力が持つかな…現役のときのように動けるかな…なんて不安は多いですよね。
とくに保育経験があるとブランクがあっても即戦力を求められがち。
それが余計にプレッシャーに感じることも…
でもそんなブランクへの不安があっても大丈夫です!
私自身4年ほど保育の仕事から離れて再就職した経験があります。
たった4年ですが、それでもいざ戻ろうとすると不安がいっぱいでした…
今回は実際に復帰してみて感じた、ブランクへの不安があっても大丈夫な理由と、復帰前に抱えがちな5つの不安についてまとめていこうと思います。
ブランクへの不安があっても大丈夫な理由
冒頭でもお伝えしましたが、ブランクへの不安があっても大丈夫です!
ブランクに対して不安を感じているということは、しっかり自分を見つめて保育に対して真剣に考えられている証拠だから。
1番こわいのは自分の知識や経験を過信していること。
・つねに学ぶ姿勢と謙虚さ
・困ったときは遠慮せず頼る
この2点がとても大事だと復帰して痛感しました。
つづいて実際に抱えがちな5つの不安について経験とともにお伝えしていきますね。
抱えがちな5つの不安
子どもの安全を守れるか
保育は子どもたちの命を預かる仕事。責任重大です。
しっかり安全を守れるだろうかという不安もあると思います。
私が復帰して最初に感じたのは、
子どもをみる視野が前より狭くなっている…危険予測が鈍りがち…といったこと。
現役時代はもっと常に子ども全体をみれていたはずなのに。
実際に就職した初日に、子ども同士の噛みつきが起きてしまい、近くにいたのに防げなかった…と落ち込んだ経験があります。
でも就職した最初の頃は、慣れない環境、慣れない人たちに囲まれて、それだけで気をつかって頑張っているわけです。
もちろん責任感を持って取り組むのは大前提。でもいきなりうまくやろうとしすぎると苦しくなります。
1人で保育しているわけではありません。
他の先生たちにも頼りながら、少しずつ慣れていけば大丈夫。
私も1か月、2か月と職場の環境に慣れて、子どもたちの個性もつかめるようになってきたことで、徐々に視野も広くなって、動けるようになっていきました。
体力が持つか
体力勝負の保育のお仕事。
子どもを抱っこしたりおんぶしたりするだけでも大変ですよね。
私自身、保育の仕事に戻る際の1番の不安が体力面でした。
復帰する前に少しでも筋力をつけようと、子どもをイメージしながら10キロの米の袋を持ち上げて家中ウロウロしていたことも(謎)
それでも初日から1週間くらいは全身謎の筋肉痛に襲われて、自分の運動不足を痛感しました。
そんな感じで、体力に不安がある方は0~2歳の乳児を担当できる園を選ぶことをおすすめします。
抱っこする機会は多いですが、以上児さんより活発な活動が少なく、1日の流れはゆったりしていると感じます。
重い用具を運ぶなどの力仕事で不安な時は、無理せず他の先生にも手伝ってもらうようにしましょう。
園選びのポイントはこちらの記事へ▼
デジタル化に対応できるか
最近では、おたよりだけでなく、連絡ノートも全てデジタル化している園が増えています。
私が復帰した園もすべてデジタル対応。(以前働いていた園は全て手書き)
パソコンやタブレットなどの操作も慣れていないので不安でした。
でもやるしかないと案外覚えるものです。
最初は他の先生にも頼りつつ、わからないところは教えてもらいながら慣れていけば大丈夫。
こちらも心配いりませんでした。
人間関係がうまく築けるか
他の先生たちとうまくやっていけるか、保護者と良好な関係を築けるかというのも大事ですよね。
人間関係の不安は保育の仕事に限らずついてくる問題です。
ここらへんに関しては出会いなのでなんとも言えないですが、一人ひとりと誠心誠意向き合っていれば伝わることは多いはず。
そして保育の経験があることに自信は持っても過信はしないこと
謙虚で学ぼうとする姿勢を持つこともとても大事だと思います。
自分の保育の知識は古いのでは?
久しぶりに復帰すると、自分の保育のやり方や知識がまだ通用するのか不安になることも…
私も保育から離れていた期間中に、保育指針や教育要領が改訂されていたため、就職前に解説本を買って勉強しなおしました。
そして新しい保育の考え方や、知識もできるだけ知っておこうとネットで調べたことも。
でも意外と園の中ではその園の方針や今までのやり方が重視されていることが多いです…
前もって新しい知識を勉強しておくことができるのがベストですが、復帰前からあまり意気込んで勉強しすぎなくても大丈夫。
ただ常に学ぶ姿勢を持ち続けることは必要だと思います。
おわりに
ブランクに対して不安を感じているということは、しっかり自分を見つめて保育に対して真剣に考えられている証拠。
自分の知識や経験を過信して、学ぶ姿勢や謙虚さを忘れないようにしましょう。
大変なところ、苦手なところはまわりの人たちに手伝ってもらって無理しないことも大切ですね!
一緒に保育のお仕事楽しんでいきましょう!
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