保育から接客業への異業種転職はおすすめ!メリット・デメリット

転職

子どもが好きで始めた保育の仕事。
やりがいはあるけど仕事量が多くて大変…
人間関係などストレスがたまる…

そういった理由から他業種への転職を考える方も多いのではないでしょうか。

転職を考えてみたものの、園でおたより作成するくらいのPCスキルでは事務の仕事も不安。
かといって変化の少ない工場勤務も向いてなさそう…

そんな方に、接客業への転職はおすすめです。
この記事をみれば、保育から接客業へ転職をするメリットやデメリットがわかるとともに、
実際に転職する際の面接でのアピールポイントもわかります。

私は現在保育士として働いていますが、数年前に幼稚園教諭から、接客業(全く未経験)への転職を経験しました。実際に3年ほど保育から離れ、接客業を経験した私がご紹介します。

保育から接客業(サービス業)への転職はおすすめ

結論からいうと保育から接客業は転職しやすく、経験も活かせるのでおすすめです。

私自身も転職を考え始めた当初は、事務、工場勤務など様々な候補を考えました。
ですが、人とのかかわりは諦めたくないという思いがあり、観光施設の受付業務を選びます。

人相手の仕事という面で保育との共通点も多い接客業。
転職してみて感じたメリットをさっそくご紹介していきます。

保育から接客業へ転職するメリット

※画像はイメージです。

1.さまざまなお客様との出会いで、視野が広がる

私が保育から接客業に転職して1番に感じたのは、保育現場は意外と閉鎖的な環境、人間関係だったなということです。

人とのかかわり自体は多いですが、基本的に毎日同じ子どもたち、保護者の人たちとのかかわりがほとんど。

また園長やその園独自の考え方や価値観に縛られていたところが多いというのも、転職して気づくことができました。

私が働いていた施設は、県外や海外からのお客様との交流も多く、目の前のお客様にどうやって伝えるか、喜んでもらうかというのを考える毎日でした。

2.人間関係のストレスが減る

保育士にとって、子どもや保護者の方との信頼関係を築くことは何より大切。
だからこそ、毎日気を遣いまくって疲れますよね。

接客業でも、お客様にルールをなかなか理解していただけなかったり、理不尽に怒られたりして苦労することもありました。ですが、そんな嫌なことがあってもお客様とは基本、一期一会。

今だけ我慢!すればいいと思うと心に余裕をもって対応することができます。
そういった面で、人間関係のストレスは保育よりも少なかったです。

もちろんお客様からの「ありがとう」、リピーターになってくれるお客様との出会いなど、嬉しくて感動する場面もたくさんありました。

3.平日休みが慣れると快適

保育の仕事だと、土日祝日休みのことが多いですよね。

接客業に転職すると平日休みが基本になる可能性が高いです。

でもこれが慣れると快適!平日ならどこへ行くにも空いています!

旅行に行くにも美容院や買い物に行くにも、スムーズに楽しめるのでありがたかったです。
平日料金でお得に利用できるサービスも多いので、休日がより楽しみになりました。

土日休みの保育の仕事に戻りつつ、平日休みが恋しいこの頃です…

保育から接客業へ転職するデメリット

画像はイメージです。

基本的にはメリットが多い接客業への転職ですが、デメリットもあります。

1.世間の休み=忙しい

働くところにもよりますが、土日だけでなく年末年始やGWなども出勤になることが多いです。
そしてそんな世間が休みの時期はお客さんが多く、目の回るような忙しさ…。
そのぶん乗り越えたときの達成感は大きいです。

どこに行くにも空いている平日こそ休みたい!という考え方なら、続けやすいと思います。

2.給料は基本低めかも

今まで色々な求人を見てきましたが、接客業やサービス業は、全体的に給料は低めです。
給料アップのために保育から転職を考えている方が、理想の職場を見つけるのはなかなか難しいかもしれません。(徐々に昇給やスキルアップを狙っていくのも良いと思います)

元々給料が低めという保育の仕事を選んでいたくらいなので、個人的にはそこまで気になりませんでした。

3.売り上げや世間の状況に左右されやすい

接客業では売り上げが悪くなることで給料が減ったり、最近では緊急事態宣言などによって休業せざるを得なかったり…最悪の場合働いていた企業が倒産ということも考えられます。
(保育の仕事でも施設の運営状況などが不安定になるケースもあると思いますので、接客業に限らずですが…)

私自身、コロナの流行が始まった時期にも接客の仕事をしていたので、長期休業や売り上げの減少も経験しました。

その反面、企業の休業が増えていた時期でもあまり減らなかった保育園に登園してくる園児数…

働いてくれている人たちがいる限り、保育の仕事がなくなることはないなと感じています。

(おまけ)保護者や園児に会うと気まずい

別に悪いことをしているわけではないものの、前に働いてた園の園児や保護者が、何も知らずにお客様として来たときは若干気まずいです。

会うのを避けたいタイプの方は、職場の場所を吟味したほうがいいでしょう。

面接のアピールポイント

転職を決めたときどんな点をアピールすればいいのか悩みますよね。

私自身、接客業は全くの未経験。保育の仕事の経験をアピールするしかありませんでした。

私がアピールしたのはこんな点

・子どもだけではなく保護者対応や地域の人たちとのかかわりも大切にしていたので、年代関係なく丁寧にかかわることができる。

・子どもたちや保護者の方たちと常に明るく笑顔でかかわることを心がけていたので、お客様にも笑顔で接することができる。

・子どもたちを楽しませるためのアイデアをつねに考えていて、喜ばせるのが好き。
今度はお客さんを楽しませるアイデアを考えていきたい。

・子どもたちの命を預かる仕事だったので、常に安全には人一倍気をつけていて責任感がある。

◎反対に面接官に確認された点
・クレームなどを受けることがあるが大丈夫か?
→保護者対応でも同じような場面を経験したことがあること、丁寧に対応することをアピール

入社後、面接担当の上司に聞くと、保育の仕事経験があると人あたりもよさそうで、プラスのイメージだったそうです。

実際に私以外にも保育から転職してきたというスタッフさんが何人かいました。

ゆいじろ
ゆいじろ

保育の経験はあなたの強い味方です!!!

おわりに

保育士が転職するのに接客業がおすすめな理由と転職のポイントをお伝えしました。

私の場合、接客や飲食の仕事を3年ほど経験した後、保育の仕事に戻りましたが、接客業での経験は自分の視野を広げてくれて自信にもつながっています。

転職した後に保育に戻りたいと思っても、資格があれば再就職も考えられます。一度チャレンジしてみるのもいいかもしれません。

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